「昭和20年/1945年」 [太平洋戦争 読書の巻]
「最新資料をもとに徹底検証する 昭和20年/1945年」
終戦後50年目の1995年発行の本です。
Amazonの出版社からのコメントに惹かれ購入。
こないだの「日本人はなぜ戦争をしたか」に懲りず、
どうしても太平洋戦争の全体像をまずつかみたくて
またまたRuiにとっては難易度が高そうだな、と思いつつ。
構成は、
第一部 大日本帝国の時代
第二部 8月15日
第三部 占領の時代
となっています。
目次のページ下に、「日本のできごと」と「世界の動き」という欄があって、
なかなか親切なつくりに感心。(←えらそう^^;)
内容もわかりやすく、Rui的には意外と掘り出し物な感じ。
ただ、一度読んだだけでは、理解は出来ても頭にはなかなか入らないので
学生時代のように、自分なりにノートをとった方がよいのかも?
(や、試験を受けるわけではないので、そこまでしなくてもよいとは思うのだが。)
第一部に「銃後の戦い」という項目があり、
戦争を後ろから支えた国民の生活なども40頁ほど使って書かれている。
戦地での話しや、戦局については、たくさん本も出ており、
大雑把にではあるが、Ruiも多少は知識があったのだけど、
銃後の人たちのことは非常に興味深く読んだ。
Ruiの祖父母はあまり戦時中のことは語りたがらず、
Rui自身あまり興味がなく、尋ねることもなかったので勉強になりました。
他に気になる本として、「大東亜戦争への道」中村 粲 著もチェックしてます。
こちらはなんだかいかにも難しそうなので、追々...。
「太平洋戦争」という内容が内容だけに、
どの本にも多少なりともやはり主観が入ってると思われるので、
色々な人のものを読んだ方がより深く理解が出来るかしら、と。
そういう意味では、戦争体験者の方の自伝とかも読みたい。
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